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樺山資紀伯爵家 政治家 その1

本邸
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御殿場別邸
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◆樺山資紀
1837-1922 天保08-大正11 84歳没
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孫の白洲正子と
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■妻 山本十太郎の娘 茂登子
1845-1928 弘化02-昭和03 83歳没
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『明治大臣の夫人』  明治36年出版

樺山資紀伯爵夫人はとかくしたたかな方らしい。
似た者夫婦のそれなれで、大将殿の蛮勇と好一対、
それでも無事治まっていくのは誠にこればかりは妙なもの。
一見頑固のようだが実際もその通りで、
婢女の交代することと言ったらそれはそれはすこぶる激しく、
顔つきの良いのはかえって良くないとその選択のやかましいこと一通りでない。
それゆえ樺山の奥さんと言えば、桂庵社会で毛虫のごとく眉をひそめて恐怖するとか。
大のやかまし屋の夫人ゆえ、夫の身近く下婢女中たちの寄るのを喜ばないのである。
それであるから伯爵という尊い身分にも関わらず、
夫妻が寝床の上げ下しは決して仲働きの手を借りず書生に片づけさせるという御家法とは
夫人が用意周到のほどただ恐れ入谷の鬼子母神の他ない。
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◆樺山愛輔
1865-1953 慶応01-昭和28 88歳没
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■妻 川村純義伯爵の娘 常子
1875- 明治08-
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●丑二 次代当主
●安子 近藤廉平男爵の子近藤廉治夫人
●正子 士族白洲次郎夫人


後列左端が愛輔
前列左から 安子 資紀 丑二 とも夫人 常子夫人 正子
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◆樺山丑二
1901- 明治34-
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■妻 実業家橋本圭三郎の娘 梅子
1908- 明治41-


●紀一
●紀次





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<ダンスホール事件>

樺山愛輔の娘安子は「ダンスホール事件」と呼ばれるスキャンダルを起こす。
昭和08年ダンスホール<フロリダ>の男性ダンス教師が
多くの有閑マダムとの姦通罪で逮捕された。
ダンス教師は女性客を斡旋していたのは
柳原義光伯爵の娘で吉井勇伯爵夫人の徳子であると自供した。

歌人でもある吉井勇は若い頃からかなりの放蕩児であった。
結婚しても息子が生まれても生活を改めることがなかったため、
当てつけのように徳子も不倫に走ることになる。

斎藤茂吉の妻輝子、近藤廉治&安子夫妻など、
徳子の遊び仲間が一斉に検挙された。
そこで徳子は近藤廉治と不倫、妻の安子もダンス教師と不倫、というダブル不倫も発覚した。

宮内省は世間を騒がせた<不良華族>に厳しい態度で臨み、
近藤廉治&安子夫妻は華族から除籍されて平民に格下げされた。
徳子は吉井勇と離婚、吉井は芸者の娘孝子と再婚し京都に住まった。
輝子と斉藤茂吉は事件以降来別居夫婦となる。

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by oMUGIo | 2005-01-11 00:00 | 勲功華族
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