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by oMUGIo
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池田侯爵家 岡山藩主 その2

●万寿子 婿養子を迎え次代当主とする
●千代子 池田政保子爵夫人 
●親忠  矢島藩主生駒親敬の娘厳子の婿養子になり生駒親忠男爵となる
●政時  池田政時子爵となる 京極高徳子爵の娘八重子と結婚
●銀子  柳原義光伯爵の前妻


●親忠 矢島藩主生駒親敬の娘厳子の婿養子になり生駒親忠男爵となる
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●勝吉 池田勝吉男爵となる 上杉茂憲伯爵の娘覚子と結婚
●恒子 堀河護麿子爵夫人
●隆子 中川久任伯爵夫人
●信子 佐々木祐哲夫人
●勝順 西尾勝順となる
●鎮子 泉谷祐勝夫人


●勝吉 池田勝吉男爵となる 上杉茂憲伯爵の娘覚子と結婚
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池田勝吉男爵の孫 鮫島純子の手記 財閥渋沢正雄の娘/鮫島員重男爵夫人

池田茂政はお家付きの万寿子姫との間には男児に恵まれず、
側室との間に誕生した唯一の男子が母の父でした。
彼は自分が池田侯爵家の跡取りになるとばかり思い込んで成長したらしいのですが、
池田家本来の血筋を受け継いでおられる相良子爵家の方が御養子になられ
岡山池田本家を継がれました。
祖父は分家して男爵を授かり、私が物心ついた頃には、
子供の目から見ても芳しからぬ心情の日々を過ごしているように見えました。
侯爵とそれに伴う広大な領地への執着と、
当てが外れた人生への不満があったのかもしれません。

父は子会社を作り、名前だけの社長として祖父の収入にしてあげていました。
振り込みが遅れると待ちきれず、娘を当てに受け取りに来訪。
岳父が気がねなくお金を受け取れるよう父は配慮して振り込みにしていたのですが、
そんな思いやりもむなしく悪びれる様子もない祖父の態度は、
父方の祖父である栄一とのあまりの差にさびしい気がしたものでした。

夜 帰宅した父に「申し訳ございません」と低姿勢で詫びる母に対して、
「いいじゃないか。男の照れ隠しが尊大ぶったスタイルになるんだよ」とかえって母を慰め、
「もらう立場よりあげられる立場の方がありがたいさ」と父はあっさり言っているのを聞きました。
もっともある時 父は足の爪を切りながら、岳父にまた母の異母妹〔妾の子〕が誕生したと聞いて、
「母さんの係累がこんなに増えると知ってたら女房にもらわなかったなあ。
あれだけは斉昭公〔勝吉の祖父水戸藩主徳川斉昭〕の隔世遺伝かなあ」
と冗談交じりに苦笑していました。

(勝吉の死亡時)
父は葬式の準備の指揮をとりました。
私は初めて見る4歳、2歳の幼い【叔父】【叔母】の姿、
「殿様ぁ~」と遺体に泣きすがる妊娠中の側室、その光景の異様さにただ呆然としたものでした。
母はすでに生母の亡くなっている腹違いの弟たちの大学卒業と就職の面倒をみて、
妹の方は引き取って家の中のことなどを手伝ってもらいながら仲良く過ごし、
お嫁入りの世話もしました。
母の異母弟妹がみな穏やかな常識人として成人しましたのはありがたいことでした。

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●隆子 中川久任伯爵夫人
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●政保 池田政保子爵となる 先々代慶政の娘千代子と離婚・戸田氏良子爵の娘銓子と再婚
●詮政 次代当主





●前妻の子 博子 細川護立侯爵夫人
●後妻の子 鋠子 烏丸光大伯爵夫人
●後妻の子 温子 六条有直子爵夫人
●後妻の子 禎政 次代当主
●後妻の子 政鋹 池田政保子爵となる
壬生基義伯爵の娘綾子と死別・戸田氏秀伯爵の娘愛子と再婚
●後妻の子 宣政 次々代当主


●博子 細川護立侯爵夫人
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●鋠子 烏丸光大伯爵夫人
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●温子 六条有直子爵夫人
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●政鋹 池田政保子爵となる 壬生基義伯爵の娘綾子と死別・戸田氏秀伯爵の娘愛子と再婚
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by oMUGIo | 2004-02-18 00:00 | 武家華族
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